高塔
正位 · 稲妻が塔の頂を打ち、王冠が吹き飛ぶ。二人が落ちていく。塔は砂地の上に建てられており、最初から長くはもたなかった。
逆位 · 塔が風の中で揺れている。亀裂が壁を伝って下へ走る。中にいる人は壁をしっかり押さえ、亀裂の上に新しい一層を塗り重ねた。
映し読み · 高塔は見た目ほど恐ろしくない。この札が映しているのは、亀裂に気づきながらずっとテープを貼り続けてきた、あなたの中のあの一面だ。
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これは鏡であって、予言ではない。映すのはいまのあなた。どう歩くかは、あなたが決める。