月相記 Moonphase 診断する
月相記タロット 22 大アルカナ

愚者

正位 · その人は軽い布の包みを背負い、崖の縁に立っている。片足はもう宙に浮いて、視線は空へ、昼間でもまだ白く残る月を追っている。足の下が虚空であることを、その人は見ていない。

逆位 · 踏み出しかけた足が、今度は崖底を見てしまった。半ばまで上げた足がそろそろと戻り、また踏み出そうとして、背中の包みが大きく揺れる。

映し読み · 愚者が映しているのは愚かさではない。打算にまだ削られていない、踏み出せるままの自分が、あなたの中にいるということだ。
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これは鏡であって、予言ではない。映すのはいまのあなた。どう歩くかは、あなたが決める。