女祭司
正位 · 一本の黒い柱と一本の白い柱の間に、その人は静かに座っている。背後の帳は半分だけ巻き上がり、その奥の書物は端が少し見えている。足元には細い新月が横たわっている。
逆位 · 帳はきっちりと閉じられ、月も覆われている。その人は書物を胸に抱えたまま座っているが、表紙は外を向き、ひとつのページも開かれていない。
映し読み · 女祭司が映しているのは、あなたがずっと前から聞こえていて、ずっと聞こえないふりをしてきたあの声だ。
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これは鏡であって、予言ではない。映すのはいまのあなた。どう歩くかは、あなたが決める。